米シリコンバレー銀、規制当局が再入札実施へ=WSJ
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テック系メディア複数によると、引き続きJP Morganが有力視されているようで、すぐにSVB買収に動かなかったのは、SVBと合併すると大きくなりすぎ、銀行の寡占禁止ルールに抵触する恐れがあるからとの観測。再入札にあたっては、規制当局が「そこは後でなんとかしてあげるから、とりあえず買ってくれ」などと甘味を追加するのではないかと推測します。
JP Morganは以前からベンチャー顧客に熱心にアプローチして、今回もSVBから逃げ出した顧客の転出先として有力なのだそうです。
また、SVBがやばいという話は実は数ヶ月前あたりから深く静かに囁かれていたそうで、もしかしたらJPMなどはその辺りからいろいろ動いていた可能性はあり、上記の規制当局から甘味を引き出す駆け引きで黙っているのかもしれません。
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このタイミングでの入札は隠れたリスクを詳細に検証せず、いわば不見転で買えというものですからね・・・ 「SVBの破綻が金融システムにとって脅威」と判断されて「損失の分担に関する契約など買い手候補にとって、より良い条件」が出れば買いやすい。
何の関係もないけれど、バブル崩壊後の不良債権問題で我が国の金融機関が追い込まれ、長期信用銀行、北海道拓殖銀行、山一證券といった大手金融機関が次々破綻していった時、足元を見られた日本政府が外資系投資ファンドに損失担保の好条件を付けて長期信用銀行を売り払い、大儲けさせたことがありました。程度の問題はともかく、そんな感じのことが起きるのか (・・?
米国は売り手の側もそこまで柔じゃないでしょうけどね (^^;買い手はつくでしょう。もし丸ごとが厳しいようであれば、バラして資産をマネタイズすることも可能で、米国ではファンドにも投資銀行にもそうした仕事に慣れている専門家はいくらでもいるので、このまま店晒しになることはないと思います。すでに、当局は預金者保護を明言しているので、あとは舞台裏の話だけと考えてよく、もはや入札の結果に(直接の関係者以外は)一喜一憂するステージは終わったと思います。