丸紅が25年に「空飛ぶクルマ」商用運航、運賃はどうなる?
コメント
選択しているユーザー
ヘリで17万円する区間を1/6の料金で、1/3の時間で運ぶというのは、大きな夢だ。
ヘリと空飛ぶクルマの大きな違いは、電動化で飛行機やヘリコプターと比べて部品点数が少なく整備費用も安価になると言うのが定説。だが実際には参入障壁が下がり競争が増す事で利幅が小さくなるということであり、安全を犠牲にして、機体認証や試験工数を劇的に減らすようなコスト削減をできるわけではない。
空飛ぶクルマ側が競争もない中、利益を減らすとは考えにくく、またヘリでも苦戦している市場において、膨大な市場整備コストについて向こう見ずな回収計画をたてて、自ら経営破綻にむかう経営者もいないだろう。
また自動操縦のため操縦士が不要で運航費用も安く抑えられるというのは、まだ先の未来であり、遠隔操縦が許されるというだけで、パイロットは必要だ。それができるならば、歴史のある飛行機やヘリでの実現が先だろう。
大きな夢を語るのは良いが、夢のまた夢にならぬように着実に実現に向かっていきたい。
注目のコメント
この手のプロジェクトを”クルマ”と呼ばなくてもいいのにと思ってしまう。ヘリコプターじゃなくて、垂直離陸する飛行機なんでしょ。
ただ、iPhone のネーミングの話を思い出すと納得がいく。もうそれは電話じゃないのに”Phone”なんだと。「垂直離陸する短距離用の小型飛行機とそのサービスを含めた進化系」を一般の人たちにも想像しやすく、理解してもらうには「空飛ぶクルマ」が最高にピッタリなんだよね。見た目は完全に飛行機なんだけど。空飛ぶクルマ、飛行機に近いデザインになりました。このフォルムを見て感じていることは空飛ぶクルマの文脈はオスプレイが開発された時期にまでさかのぼるのかな、と思います。オスプレイによって飛行中にプロペラの向きを変えたりする技術が確立され、その技術が紆余曲折を経て空飛ぶクルマという形になって私たちにもたらされるのだろうな、と。
そしてやっぱり僕には空飛ぶクルマの重要性や価値が未だにピンと来ていません。ただ、置き換わるのだとしたらおそらく街中でロールスロイスやベントレーに乗っている様な方々の代替移動手段になるのだろうな、と。