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東日本大震災発生から12年 鎮魂の祈り 今も約3万1000人が避難生活

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  • 東京外国語大学院 博士前期課程学生

    震災から12年が経ちました。あの日のことは今も昨日のように思い出すことができます。

     震災の影響を受けた地域は建物が建ち、道路が整備されるなど、一見すると復興したかのように見えます。しかし、表面的な光景では認識することができない、人のつながり(共同性)などには依然として深刻な影響を与え続けていると指摘されています。

     3.11の今日だからこそ、紹介させていただきたい本があります。2021年、日本の災害研究者の方々がErickson. Kの著書『Everything in its Path』を邦語翻訳した『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』というタイトルの本です。災害や人災が私たちのコミュニティ、とりわけコミュニティ内の人のつながり(共同性)にどのような影響を与えるかに関して、Eriksonのバッファロー・クリークでの調査をもとに緻密に描かれています。

     また、論文としては中京大学教授の成先生の「トラウマを抱えたコミュニティ ―集合的トラウマの社会学―」が挙げられます。

     どちらも、12年が経った3.11を今一度考えるうえで、非常に貴重な内容になるのかなーと思います。

    Erikson Theodor Kai (1978) Everything in its Path : Destruction of Community in the Buffalo Creek Flood,Simon&Schuster(=宮前良平・大門大朗・高原耕平訳 『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』、夕書房。).

    https://yukatakamatsu001.stores.jp/items/60daa86a0850a06435fb89a1

    成元哲・牛島佳代 (2022) 「トラウマを抱えたコミュニティ ―集合的トラウマの社会学―」中京大学現代社会学部紀要編集委員会編 『中京大学現代社会学部紀要』中京大学現代社会学部、97-145 頁。

    https://cir.nii.ac.jp/crid/1050011461882973312


注目のコメント

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    毎日新聞 客員編集委員

    海を隠す巨大な防潮堤を張り巡らせた復興は、当初から指摘されていたように、人が住まない地域を広げていまいました。その高い防潮堤でも役に立たない大津波が来る可能性を指摘する報告書が最近出されました。人口減少の日本の病を先取りする形で東北は苦しんでいます。福島の原発事故処理の先が見えない中、原発回帰の政策大転換が行われました。やるせなさが募る12年後の3・11です。


  • 自動車ディーラー フロントマン

    皆さんはもし災害が起きた時の家族の集合場所を決めていますか?
    我が家は近くのイオンを集合場所にしています。
    ①立体駐車場があり、万が一津波が来ても車ごと避難できる
    ②食料などがある
    の2点が理由です。
    震災以降、南三陸から仙台あたりまでの沿岸は土地のかさ上げができて高い防潮堤があちこちでできています。
    撤去が進みかなり減ってきましたが…震災遺構も残っています。
    東北に行く事があれば福島県の浪江町から国道6号線を北上してみて下さい
    原発事故の影響がまだ残っており、震災当時の風景が残っています。
    Googlemapのストリートビューでも少しは見れますよ。


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