新型コロナ「5類」変更後の感染対策に「5つの基本」専門家会合
NHKニュース
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多くの人の記憶に残った「3密」とは異なり、この「5つの基本」は浸透する確率が低そうです。また、現時点では「言われなくても」というような内容ばかりかもしれません。
そうであればむしろ、マスクの代わりのフェイスシールド、カフェやテレビ番組などで散見される透明なアクリル板、ビュッフェでの手袋装着、空間除菌?など、コロナの感染対策として必要性が乏しい、または無いにも関わらず「なんとなく」惰性でやられていることに焦点を当て、「やめて良いこと」「やめた方が良いこと」としてまとめて広報する方が、(本当に必要なことに焦点を当てる意味でも)効果的かもしれません。
具体的な統計は分かりませんが、実際日本では、必要な感染対策の遵守率以上に、不必要な「対策」の実施の方が目につくような気がするからです。これからは「適度な運動」が大事。第8波は新型コロナ死亡者数が最多。日本の累計コロナ死亡者数のおよそ4人に1人が第8波。その背景は、高齢者の基礎疾患の悪化と、自粛で日常生活動作が低下したことによる衰弱。ワクチンを半年に一回打ったら、3密を避けつつ、お花見でも行きましょう、というメッセージが求められています。
この5つの基本は、今までやってきた新しい生活様式と何が違うのかぼやっとしている気がする。その上で、マスクの着用は個人の意思というあなた任せでスッキリしないのが、日本的な流れですね。まずしばらくはマスクはなくならないでしょう。