2023/3/7

【独占】スマホ充電が年1回?「日本発」次世代技術の正体

NewsPicks編集部 ライター
突然だが、こんなことが可能になる将来を、予想できるだろうか。
✅スマホの充電が年1回
✅渋滞や交通事故がゼロ
✅超大容量のゲームが、一瞬でダウンロード
嘘のような話だが、もし本当に実現すれば人々の暮らしは非常に快適で、持続可能な社会も実現し得る。
これらを実現しようとする動きを、今、NTTが中心となって進めている。
それが「IOWN構想」──「Innovative Optical and Wireless Network」の略で、直訳すると「革新的な光と無線のネットワーク」になる。
全く耳慣れない言葉だが、3月から商用サービスが本格的にスタートし、2030年代の本格実用化を目指す。
2日にはNTTが記者会見を開き、ライバルのKDDIも含め、国内外の大手企業が100社以上協力して、研究開発を進める意向を明らかにした。
にわかに想像し難い話を、どのようにして実現するのか。
「電気」から「光」へのルネッサンスとも言えるIOWN構想の中核を担う、NTTの川添雄彦副社長を直撃した。
INDEX
  • インターネットの「逆」を作る
  • 「一般道路」だけの時代は、もう終わり
  • IOWNが生きる、意外な分野とは?
  • 「数」の論理から「価値」の論理に
  • 2030年へのロードマップ