Weekly Briefing（デザイン編）
サッカークラブ収入ランキング、道の名称と家の価格マップほか
2015/2/6
Weekly Briefingでは毎日、ビジネス・経済、メディア・コンテンツ、ワークスタイル、デザイン、スポーツ、中国・アジアなど分野別に、注目ニュースをピックアップ。金曜日は、デザインに関わるニュースをコメントとともに紹介します。
Pick 1：富めるサッカークラブのランキングと収入内訳
“Football wealth“ The Economist
エコノミストが公開したグラフを紹介します。収入が多いサッカークラブをランキングしたもので、収入内訳（コマーシャル／放送／試合）も見れます。
プレミアリーグが12チーム中5チーム。コマーシャル収入がもっとも多いのはパリ・サンジェルマン。データは、デロイトの分析「Deloitte Football Money League」をもとにしている
収入ランキングの1位は、レアル・マドリード。2位には先日NewsPicksのインフォグラフィック記事で取り上げたマンチェスター・ユナイテッド、3位 バイエルン・ミュンヘンとなっています。
・「マンチェスター・ユナイテッド」ブランドの実力（NewsPicks）
エコノミストは、チャートやマップ、インフォグラフィックの活用に積極的で特設コーナー「Graphic detail」を設けています。
・Graphic detail | The Economist
「Daily chart」のラベルのもと、The Data Teamによって日々、記事が投稿されている
Pick 2：道の名称と家の価値マップ
“The Secrets of Street Names and Home Values“ The New York Times
同じ名称の道の名前がどこにあるか、アメリカの話ですがニューヨーク・タイムズのコンテンツで調べられます。たとえば「WASHINGTON STREET」がどこにあるか検索した結果がつぎの内容です。
「WASHINGTON STREET」で検索した結果
オレンジ色の円が表示されたところに、「WASHINGTON STREET」と名がつく道があります。不動産サービス Zillowのデータベースをソースにしていて、その住所にある家の数（円の大きさ）、アメリカ平均と比べた家の価格（地図の上のパーセンテージ）も連動して表示されます。
「WASHINGTON STREET」の場合は、全国に広がっており、家の価格は平均より43%安いです。他の名称と比較すると面白いので、大統領の名前でいくつか見てみましょう。
「LINCOLN STREET」で検索した結果
「KENNEDY STREET」で検索した結果
偉人の名前よりも定番なのが「1st」「2nd」のように数字がついた名称です。みなさんも思いつく名称で検索してみてくださいね。ちなみに、平均より価値が高い道を探しているうちに見つけた一つが、「SILICON AVENUE」です。
シリコンバレーに限った名称だということがわかる
Pick 3：レゴを使って3Dデータを生成「Lego X」
“These Lego Automatically Save Your Designs As 3-D Schematics“ Co.Design
最後のPickは、センサーを取り付けたレゴで3Dプリンター用データが生成できる開発ツール「Lego X」の紹介です。
センサーを取り付けたレゴを組み立てると、タブレットに同じイメージが映し出される
イメージはレゴ独特の凹凸がなくなり、滑らかなデータに変換される
レゴで作った「X」をもとに、3Dプリンターで出力した例
＜動画＞
・Lego X
ではまた来週、お会いしましょう。
