地銀31行「金利2%上昇」で資本の健全性保てず、“老衰危機”の金融機関を襲う苦難
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注目のコメント
2%上昇というのは、IRRBB (Interest Rate Risk in the Banking Book)というリスク管理上のストレス前提でしかなく、この試算に伴う結果をもって銀行業務の知見の薄い一般の方を煽るようなことは適切ではありません。
なお、この算定は「アウトライヤー」という規制上の試算であり、2%金利上昇(全期間パラレルに上昇という非現実的前提)を想定するか、正規分布における99%タイル値を用いるかは銀行が選択できます。一般的に、前者のインパクトは後者のインパクトを遥かに上回るので、この規制に引っかかることを恐れるのであれば、そもそも2%前提は使いませんが。過剰貯蓄で中立金利が大幅に低下している日本経済のファンダメンタルズに基づけば、金利2%上昇なんてありえないと思います。
逆に、ファンダメンタルズの回復により金利2%上昇するのであれば、めちゃくちゃ景気良くなってると思います。タイトルと記事の内容が大きく異なりますね。
記事の最初の部分が仕組債販売で、次にがコロナ下での企業支援が終わったら、ゾンビ企業発生で大変とかですか。
この記事を書いた人の意図が不明です。
銀行が危なくなるとかいう記事を書けば、それなりに売れるというマスコミ得意の商法じゃないですか。
特に酷いのが、金利が2%上がるとどうなるかが全く書いてませんね。
金利が2%上がれば借金多い企業大変ですよ。
例えば東電、実質国有化されているので何とかなるでしょうが、
金利上昇で経営悪化し電力料金値上げということはあり得ますよ。
また中小企業は借入金の金利が3%〜4%とかになり、軒並み赤字転落や倒産もありますよ。
逆にキャッシュリッチな企業や富裕層は預金で稼げます。
30年以上低金利でやってきている日本が、2%も金利上げるなんて無理です。
次期総裁の植田氏も、やるにしても緩和の縮小はゆっくりだと言ってます。
日本の経済の実情に合った記事が欲しいですね。