米グーグル、閲覧履歴追跡せず広告配信=スマホ向けに試行
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何のことか分からなかったので探し回りましたが、記事が参照している Google の発表はこちらだと思われます。
The Privacy Sandbox Beta is coming to Android
https://blog.google/products/android/the-privacy-sandbox-beta-is-coming-to-android/
簡単にまとめると:
・Android 13 端末の一部でテストを開始する
・テスト対象に選ばれた場合、関心のない分野の広告をブロックできるようになる
ことになるようですね。
ターゲティング広告に関わるプライバシー問題について、業界ではサードパーティ Cookie の廃止を段階的に進めようとしています。
収益を確保しつつプライバシー保護をするために、Google では「プライバシーサンドボックス」と呼ばれる取り組みを進めており、そのために当初 FLoC と呼ばれるアルゴリズムの開発を推進していました。しかし FLoC には批判も多く開発を断念。昨年から Topics と呼ばれる新技術の開発を進めていました。今回のテストも、Topics を使ったもののようです。
Topics ではユーザーごとに興味関心のある分野いくつか設定され、その興味リストがパブリッシャー側に提供されて適切な広告が表示されるようになります。一方、この情報は 3 週間のみ保持され、それ以降は削除されます。また興味関心の推定に関わるデータや処理は全て端末上で実行され、サーバーには一切送信されないと言われています。
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(参考)これまでの流れ:
【超解説】広告を揺るがす「サードパーティCookie」を知る
https://newspicks.com/news/5812927
【解説】プライバシー保護の強化で、インターネットはどう変わる?
https://newspicks.com/news/6202762
今度こそウェブブラウザーからCookieが消える? グーグルの新技術「Topics」の勝算
https://newspicks.com/news/6652905文字さんのコメントと併せて。
Googleの発表に「Apps that choose to participate in the Beta can use these APIs to show you relevant ads and measure their effectiveness.」とある。
広告が収益のメインなので、実際に試して、個人情報は使わない(=規制適合)が広告効果はそんなに変わらない(→だから良いでしょ、使って)という風に進めようとしているように見える。広告はまだまだ進化する。多くの人にとり人生をより豊かにする既存の商品サービスがあり、それをマッチさせるのが広告だとすると、今の仕組みがまだまだである事が分かる。Google は情報をそれなりに整理したかもしれないが、広告についてはマネタイズのバイアスの為に整理出来ていないように見える。