[ベンガルール/パリ 14日 ロイター] - インドの巨大複合企業タタ・グループ傘下に入った航空会社エア・インディアは14日、欧州エアバスおよび米ボーイングに旅客機計470機を発注したと発表した。1航空会社の発注として過去最多記録となる。

エアバスには単通路(ナローボディ)機「A320neo」210機と複通路(ワイドボディ)機「A350」40機の計250機を発注。ボーイングには「737MAX」190機、「787ドリームライナー」20機、「777X」10機の計220機を発注した。

エアバス幹部によるとこの他、直ちに必要なエアバスの25機がリースされるため、全体では495機の発注となる。

バイデン米大統領はこの合意について「歴史的」だと賞賛。インドのモディ首相とフランスのマクロン大統領はビデオメッセージで、両国の協力関係が深まったと強調した。