メタップスがMBO、非上場化へ 40％プレミアムの1株889円で公開買付
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メタップスといえば、関連会社のメタップスペイメントが去年、サービス提供先のサービスを利用するユーザーの個人データを流出させた事件の行く末が若干気になってます。
珍しく個人情報保護委員会からも注意が出ましたし。
https://www.metaps-payment.com/company/20220901.html
注目のコメント
NewsPicks大絶賛のメタップスがMBO…
社長がメディアばかりに出ていて本業が疎かになっていた典型例。。。
ベンチャーで社長がメディアに良く出る会社にロクなところがないというのは事実です。。。足元の事業多角化でポートフォリオの見直し、現経営陣が株式を保有していない（山崎CEOは2.5%）からなのかなと思ったら、数年前からの流れがあるんですね
①アプリ収益化プラットフォーム「metaps」を世界8カ国に展開し、売上の過半を占めるまでになっていた
②アドテクは技術革新が速く将来性の観点から、再注力領域として暗号資産・ブロックチェーン事業に投資をしていたが、コインチェック事件などがありFY2019に過去最大の36億円の損失を計上
③これを補填するために暗号資産事業、海外事業を撤退・売却（2020-2021）し、FinTech事業を中心に成長事業としてDX事業（SaaS）に投資するようになった
④そのような状況で市況、事業環境が変わり（子会社メタップスペイメントの不正アクセス対応で21.4億円を計上なども）、柱のFinTech事業の強化、SaaS事業を次の柱にしたい
⑤現在、ARR29.7億円のうち、ファイナンス事業が90%、その他（SaaS事業）が10%という状況で成長投資、再びグローバル進出していくことは難しい
という感じですかね。
そこでMBO、非公開化することで
①決済サービスの収益力を強化し、それを軸にしたる特定セグメント特化の金融サービス「会費ペイ」、「チケットペイ」、「イベントペイ」の成長
②「メタップスクラウド」や「re：shine」などSaaS事業（SX支援事業）を強化してストック型ビジネスの割合を高めたい
③情報セキュリティ・組織体制の整備
（メタップスペイメントで不正アクセスによる個人情報があった）
MBOの詳細資料：https://ssl4.eir-parts.net/doc/6172/tdnet/2237502/00.pdfものはいいようですが...
公開価格3300円のメタップス、山崎育三郎の兄の889円MBOで上場廃止へ
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/66004949.html
