GMとグローバルファウンドリーズ、半導体長期供給契約に調印
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今後の自動車業界にとって、電池と半導体の確保は生命線になります。「買ってやる」から「買わせていただく」への転換です。
TSMCではなく、GF、と。
車載ではないが、半導体バリューチェーンの長期契約は、ここしばらくの論点。
需給がめちゃくちゃタイトだった2021年前半に、TSMCがそれを進めようとしていた。
半導体製造の契約期間を最長5年に変更するTSMCの強気
https://newspicks.com/news/5737992
もっと昔を見ると、素材のウエハについて、金融危機時に信越は長期契約が多く、SUMCOはそうではなく、それが半導体の冬の時期の業績差につながった。
そしてコロナ禍前後で半導体の需給がタイトなときに、いよいよ工場新設を考える時にそういった契約体系の比率も論点だったはず。
ただ、ここ1年弱、半導体市況が反転するなかで、最近はウエハについて長期契約の見直しという噂も出始めている。
半導体もウエハも、長期契約はリスクテイク。リターンにもロスにもなる。市況がタイトな時でも調達や価格を固定化できる。一方、固定化しているから市況が緩いときには負担になる。
【産業動向】半導体用シリコンウェハー価格、6・8・12インチで全面下落 実需と乖離の長期契約見直しも
https://newspicks.com/news/8088854SiC系のパワー半導体ではこのようなことが頻繁に行われていますが、シリコンベースの車載半導体ではあまり例のないパターンかもしれません。半導体メーカーからすると車種向けの半導体は品質が厳しいうえに数量もさほど出ないということがあって、積極的にキャパアップしようとするところか少ないです。半導体がひとつ足りなくても自動車ができないということになり、このような契約に至ったと思われます。
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