[東京 8日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比5円27銭高の2万7690円74銭と、小幅に反発してスタートした。その後、利益確定売りが優勢となり、マイナスに転じている。

前日に決算を発表したソフトバンクグループは大幅安となっており、指数を60円程度、押し下げている。

主力株はトヨタ自動車やソニーグループが横ばい。半導体関連は東京エレクトロンが小じっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安い。

前日の米国市場は米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に対する過度な懸念が和らいで株高となり、日本株を支えるとみられる。一方で、ドル安/円高となったことや、株価がなお1カ月半ぶりの高値圏にあることから上値の重さも意識される。