【3分解説】アメリカの「利上げペース減速」の意味
NewsPicks編集部
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注目のコメント
今朝5:15ごろにFRB議長の記者会見が終わりました。「ようやくインフレが落ち着いてきた安堵感」が終始漂っていたと感じました。以下が主な発言です。
🟩ハト派っぽい発言
「金利を過度に引き締めるインセンティブや欲求はない」
「特に財でディスインフレのプロセスが始まっている」
「まだソフトランディングへの道筋はあると考えている」
「景気後退を伴わずにインフレを2%に緩和する道筋が見える」
🟥タカ派っぽい発言
「進展は見られるが、労働市場の弱体化は見られない」
「雇用市場は多くの指標でまだ非常に強い」
「(インフレ退治したと)勝利を宣言するのは時期尚早で、(2%の)インフレ目標に到達する必要がある」
「もし経済が予想通りに推移すれば、2023年の利下げはないだろう」
▼速報記事はこちら▼
https://newspicks.com/news/8067702IT巨人や金融業界では、リセッションに備えて、大量解雇に踏み切っています。でも、労働環境は堅調という見立て。メインテーマはインフレ退治。2023年中に、金利引き下げはなさそうです。
粛々と市場と対話をしながらソフトランディングにむかっている感じですね。
正直去年のようなマーケットだと、誰も先が見えなかったので、金利の水準が安定してきたことで、金融市場も幾分見通しやすくなる=銘柄セレクティブではあるが、投資しやすい環境になってきたなと感じてます。