岸田首相「育休中の学び直し」答弁に批判 「育児してない人の発想」
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注目のコメント
1日保育所でアルバイトしてみたらいいかと思います。
多分、何ひとつ何をやるべきか分からず、教えられてもアタフタするだけになるでしょうが、少しは育児を学べるかもしれません。
個人的に言わせてもらうなら、子育ては車の運転と似ていて、慣れれば多少の余裕は生まれますが、かと言って目を離したりできるわけでもなく、予想外の状況が起こる可能性が常に潜んでいます。
ただ、車と違って、ハンドルやアクセル、ブレーキの場所が常に変化し、その操作方法も時と場合によって違う理不尽さを秘めています。
トラックドライバーに運転中に「学び直ししよう!」などとは誰も言わないでしょう。実態としては育休中を狙った学び直しビジネスは成功しているところも結構あるのですが、コミュニケーションの丁寧さや実態のメタ認知が不足しているためにわざと炎上を狙った発言みたいになってしまいました。
基本育休は育児のために働く時間が捻出できないから取るということなので、実態がどうであれ、時間があるなら働いていなくてはいけなかった時間に(政府が公に)学べばいいというのは、論理矛盾でわかりやすいツッコミどころです。
さらに、そもそも育休を取れる企業に勤めている時点でかなり恵まれた環境なわけで、育児者全員を対象にした話ではなくなってしまいますしね。まずは育休が全員取れる環境づくり、ついで育児負担の軽減…保育園などが活用できる風土と環境の醸成とか…の議論は尽くされていると国民が納得できている世論形成があってからだとこう言った議論が政府レベルであることは有益でしょう。
つまり今はまだ政府がこのディテールに突っ込む前に解決すべき課題(ルートコーズ)がたくさんありますので、このようなロジック的にツリーの下部に来る課題が急に首相の口から出れば、ますますみんな突っ込みやすいです。
このコメントはあくまで炎上の観点から書き始めたんですが、結果的にグランドデザインを論理的に構築することの重要性に私も気がつくこととなりました。問題解決はまずルートコーズ探しから。基本ですが大事ですね。yamauchi氏の車の運転に似ているという表現に感動をしていて、まさにその通りなんです。
私は保育士なので、寝かしつけ等最低限出来ますが、やはり一般の親御さん(特に1人目)にはまだ難しいはずです。これは、両親どちらも育休を取っていても同じでしょう。
もちろん、多少の危険に目をつぶって片手間で育児を行うという方もいらっしゃるでしょう。
その間に資格を取ることが出来た?結構なことです。
あえて深くは触れませんが、たまたま事故等なく大きくなれたとして、片手間の育児で家庭の時間を過ごしてきた子どもはどんな大人になるんでしょうね?という見方を私はしちゃいますね。