【決算解説】マネーフォワードの「拡大」が止まらない
年間の売り上げは200億円の大台を突破しましたが、最終赤字額も大きく増えて、94億円の赤字でした。
マネーフォワードの最新情報と、同社が向かう方向を「4つのポイント」にまとめました。
- 売上成長は2年連続で「30%後半」
- 巨額赤字「94億円」の理由
- 家計簿アプリの有料会員「40万人超」
- 「2024年に黒字化」目標
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ボリューミーな記事。
売上は37%増の215億円で、2年連続で30%以上の高成長。
マネフォクラウドの導入数が圧倒的に伸びていることが背景。競合のfreeeが2022/9の時点で165億円ARRと、肉薄している。
一方94億円という赤字。内訳として、人件費や広告などの販管費が100億増えたのが大きかった様子。人も一年で650人→1900人にようで、強気で採用しているのが分かる。
来期は黒字で着地する予定とのこと。近年の米国市場のIT 不況の煽りをものともしない様子で、日本のSaaSの逞しさを感じる決算内容です。
マネーフォワードとfreeeの決算発表対決がアツい。それぞれ11月期と6月期。絶妙な期間のズレがあって、こっちが発表したら、あっちが発表する。あるいは、あえてしない。
今は時価総額でマネフォがfreeeに勝利中。いよいよARRでfreeeに肉薄するマネフォに対して、2/14にfreeeはどう返すか。
freeeは8月の通期決算発表で「5年後に売り上げ500億円」を掲げましたが、マネフォは今回も1年の業績予想だけでした。
cf. freeeの通期決算記事はこちら
https://newspicks.com/news/7419471/
215億円の売上・94億円の赤字で、時価総額2000億円超。我々のように必ずしも成長市場でない中での戦いも大変だけど、こういうチキンレースも痺れそう。
いちユーザーとしては、海外金融機関との連携は難しいにしても、複数通貨対応・為替自動反映くらいはやってもらいたい。
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