ビジネススクールは、時代遅れになった
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2週間前まで、気仙沼でハーバードビジネススクール(HBS)の生徒たちと地元企業のコンサルにケースで入っていましたが、確かに分析はめちゃくちゃ得意で海外展開などの過去事例などの知識は豊富。けれども、いざ震災後の事例の無い企業のコンサルは手こずっていた感じ。デジタルの知識が無いわけではなかったけれど、どうしても過去の話から次のステップを考えようとする。どんどんテクノロジー系の授業を入れ込むのは最重要課題かと。
ビジネススクールのビジネスモデルについては、冨山さんの「ビッグチャンス」という本の分析が秀逸。曰く、可能な限り優秀な人を集め、卒業者から寄付を得ることに加え、その中から稀に出る大成功者からの巨額の寄付をもらうビジネス。いわば人版のVC／インキュベーションビジネスといった感じ。
なので、一気に大金持ちが出る可能性があるシリコンバレー志向の強い人間を集められないと経営の根幹に関わる問題。そのための進化だし、イコール経営の進化だとするとコンサルタントとしてもその方向を注視すべき内容
