「永守イズム」徹底し経営強化 日本電産・小部社長
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注目のコメント
強い組織は、宗教的な要素があると思う。だからこそ、創業者が強い組織を作った後、その創業者がいなくなった時の体制構築こそがキー。
創業者がいなくなって、でも神格化されると、様々な呪縛が生まれる。神格化より人間化、一神教・絶対的な教義より多神教・寛容的な教義が、より重要になる。
一方で、その変化は、これまでの創業者という一人のトップが行うよりもスピードが遅れたり、徹底は減る。それを存命中にやらなければ、一層創業者への呪縛が強くなる。
社会も変化する中で、会社自体の変化について「すぐやる」をできていないというのが近年の印象。ただ、永守氏がトップである最後の時期に、そのスタイルでの失敗があることは、神格化されないステップとなり、何らかの形でトップを退いたときの次はやりやすくなるのかもしれない、とも思い始めている。
京セラも、稲盛氏の経営は偉大だったものの、過去20年ほどはそのリスクサイドも出ていたと思っている。そして亡くなられたことや、谷本現社長はどこかのインタビューで過去の社長と比較して稲盛氏が指示・承認するようなことはほとんどなかったと述べられていた。そして資源配分などがいよいよダイナミックになる兆しがある。こういった流れになるだろうか?(ただその間に時間という経営資源は使っている)記事中の社長語録。
日本電産は永守会長のもの。
日本電産は宗教みたいなもの。
私は番頭。
なんともまあ、いさぎよいコメントだこと。
要は、社長は肩書きだけと言っているようなもので、何も変わってないことがわかる。わかってることだけど。>>3代先までの後継者を現時点で33人選抜し会長が指導している
血統絶対主義で世襲制度だった江戸期の大名でさえ世継ぎで揉めること多かった。長男を世継ぎにしたけど年老いてからできた次男が可愛くて、そいつに継がせようとしてお家分裂騒動とかね。
仮に3代先まで指名したとしても、2代目が「状況が変わった」とかで反故にすることも普通に考えられるわけで。社長派と取締役会派とかに分裂してゴタゴタにならないといいけどね。