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日本は行政にもコンプライアンスとかアセスメントの手続きがあるので、住民に説明会を開いたり、自治体の理解を得るための折衝などもするため、秘密裏に軍事施設をつくったりすることなどできないのです。
 これは、日本が間違いなく法治国家の民主主義陣営に属している証明であるため、避けては通れないことです。
 国会で法律をつくって、軍事についてはコンプライアンスとかアセスメントの例外とするようにするなら別ですが、日本はそういう法律はつくってきませんでした。
 軍事的には弱点になりますが、選挙で選ばれた国会が決めることです。
 ロシアとか中国とか、コンプライアンス?、アセスメント?何だそれ?くらいの方が強い、ということもあるのが戦争です。
 暴力団を規制する法律が無ければ、暴力団が儲け放題になるのと同じことです。
 そういう世界を望む国家というのは実際にいくつもあり、そういう世界になるかどうかを争う戦いになります。

今、ウクライナ軍が最も必要としているものの1つが弾薬で、ウクライナ軍が最優先の攻撃目標の1つとしているのは、ロシア軍の弾薬庫です。
 当たり前ですが、戦争は弾が無くなれば負けます。
 与那国島や馬毛島、宮古島などを米国、台湾、日本の航空戦力やミサイル戦力の拠点として整備していくのは、沖縄本島や鹿児島県、熊本県を拠点にすることはできるだけ避けたいからでしょう。
 軍事拠点は、どうしても攻撃されます。
 ただし、これらの南西諸島へは、補給を行うことは困難です。せいぜい、事前にできるだけ、地下の弾薬庫などに貯蔵しておくしかありません。
 今、ロシアとウクライナがやっているような、1年以上に渡って何万発も撃ち続ける戦争でのロジスティクスを考えるなら、弾薬工場のある大阪などから輸送しやすい九州西部を拠点とした方が、合理的ではあります。