関電、他社顧客情報を不正閲覧 子会社システムから、常態化か
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送配電のシステム閲覧ということは、関電小売部門が新電力に顧客を奪われそうな時に取り戻し営業をするために閲覧していた可能性。
これは当時、新電力との契約締結意思を固めた需要家に対して、どこかで見ていたように関電ほか旧一電から営業の電話がかかってきたことがある。いままでそんな電話なかったのに、だ。
その後ガイドラインや指針で取り戻し営業の禁止が謳われたが、全然守ってなかったんでしょう。
ちなみに肌感覚ですが、東電だけは相当分離が監視されているのかしっかり管理されていたと思います。関電のプレスリリースを読むと、
>本件は、12月9日、当社社員が新電力顧客情報を閲覧できることに気付き、 12月13日に関西電力送配電株式会社に照会し、判明したものです。
>12月6日から12日の1週間の新電力顧客情報にアクセスした記録を調査したところ、329名の当社社員および委託先社員が1,327件の新電力顧客情報にアクセスしていたことを確認しています。
とあるので、これだけ多くの社員等が閲覧していたことを踏まえれば閲覧することが当たり前になっていたのでしょうね。業務マニュアルとして定義されていた可能性もあるのでは。
子会社が持っている情報ですから、例えば親会社から子会社に出向するとかその逆とかも普通にあるでしょうから、担当レベルではこれが悪いこととは思わず当たり前にやっていた可能性がある気がします。