ニコ生、ニコ超、超歌舞伎。仕掛け人が語る「裏側」
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> 効率化、合理化はもちろん考えるのですが、そこから少し足し算をして、人の温かみがサービスに出ると、海外勢と差別化できると思っています。
僕のイメージとしては、「たばこ屋のおばちゃん」ですね。「あんた、またそんなにたばこ吸ってるの?」みたいな感じで、「あんた、またそんな動画を見てるの?」という少しおせっかいな企画やレコメンドが出てくると、日本らしいプラットフォームになるのかな、と。
なるほど。
> 当時、僕はCELLという制作会社で生放送を作っていて、元フジテレビアナウンサーの内田恭子さんのマネジメントをしていました。そこでは、出演した番組が高視聴率になると、テレビ局から「おめでとうございます」と花が届きます。花が届くと、必ず玄関などの目立つところに置かれるわけです。僕は「これだ!」と思って。
そして生放送に出演していただいた人に胡蝶蘭を贈るようにしたんです。「ご出演おめでとうございます。祝・視聴者30万人突破」と。そうしたら、やはり目立つところに置いてくれる。
すると「30万人ってどういうこと?」と社内で噂が広がって、次第に音楽レーベルや芸能事務所からの問い合わせが増えて、キャスティングがうまく回り始めたんです。
なるほど。
注目のコメント
Fintecでもアンバンドルとバンドルが交互に来るように、メディアの世界が局地戦になっていく一方、それを一覧できるプラットフォームも現れたりするのかなとも思いました。
それにしても「政治家の方たちにとってノーカットはやはり魅力的だった」とか松竹がこんなに柔軟な会社なんだとか知らないことがまだまだたくさんあります。とても面白い「裏側」!
開発で新しい物を出せないからリアルでという超会議のはじまりは、事業の現実へのアプローチとして見落としがちだが一つの有力な方法だし、どうやってネガティブな印象を変えていったのかを変えていったのかという地上戦的な部分もとても面白い。