2022/12/19

【試練】インドの高学歴人材が直面する日本の壁

日本企業で働くインド人エンジニアが増え始めたのは2000年代初めだったが、45歳のプラニク・ヨゲンドラもその1人だった。
その後、彼は日本国籍を取得し、2019年にはインド出身者として初めて地方議員(江戸川区議会)に当選した。
そして2022年には茨城県の公立学校の副校長として採用され、2023年からは校長に就任する。
プラニク・ヨゲンドラ (写真:Noriko Hayashi / The New York Times)
今、日本企業はITエンジニア不足を補うために、ヨゲンドラのような高学歴のインド人を誘致しようと躍起になっている。
だがヨゲンドラは、日本や日本に引かれるインド人が直面する問題に関して、決して甘い幻想を抱いてはいない。