トヨタが導入、「グループ内派遣」新制度の全容
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グループ内派遣、地域内派遣、サプライチェーン内派遣、関連社会課題派遣はこれからのトレンドだと思います。
中長期的なDX経営やサステナブル経営の実現に向けて、様々なステークホルダーとの共創が必要になります。
そのためには社会課題を起点にパーパスと実現に向けたアジェンダを示すことができ、関係者を巻き込んだ推進ができる人材が不可欠となります。
社内でそうした人材を確保・育成することは難しいため、自社から拡張した領域をフィールドとした越境による人材開発が必要となるのです。多くの非正規社員を抱えているトヨタがグループ派遣制度を検討しているのは興味深いです。詳細が気になります。
グループ企業への転籍がタブー視されておりやむを得ず退職する人が一定数いますので、グループ内の希望者が自社の許可不問で自由に応募できるようになるといいですね。
派遣になった場合の給与も気になります。良いことだと思います。
私の経験上、大企業の場合はグループ企業と言っても「どんな仕事をしているのか」が正直分かっていない人も多い。また、親会社/子会社の立場を逆転して働くことは非常にいい経験になると思う。
一方、トヨタのように企業文化が出来上がっている会社の場合は、全く違う会社で「違う文化」を経験することも必要とも思います。
一からスキルを身に着けることだけが「リスキリング」ではありません。
まず自身の「生産性資産」をしっかり棚卸して、そこに「新しい文化、仕事の仕方」を掛け合わせることで、自身のパワーアップを図るべきです。