ツイッター、新型コロナ誤情報に関するポリシーを撤回
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本筋から外れますが、コロナにおいて、計算されたリスクの取り方について生活上のリアルな実践の場となったように思います。ワクチン接種するリスク、しないリスク、人混みをどの程度許容するか、計画をいつの時点でキャンセルするか、などさまざまな判断をすることになり、判断基準も常に一定というわけではなかった。そもそも状況が日毎に変化していました。
ワクチン自体は統計的には有効だと思いますが、肌感覚では受けても受けなくても多くの人は感染して、大体似たような症状と回復期間だった気がします。経済的制約の機会損失の影響に加え、製薬会社や検査クリニックにここまで税金を投入する意義があったのかは後で冷静な検証がなされるかと思います。私は建物の外は基本マスクなしで過ごし、コロナの言いなりになるような生活にはくだらないようにしましたが、それで良かったと思ってます。リスク回避ではなく、計算されたリスクの許容という考え方はコロナ以外でも有効だと感じています。
注目のコメント
公衆衛生を度外視して運用する方針は、一医師としては残念ですが、(その善悪とは別に)プラットフォーマーとしては自然な判断だとも思います。そもそもマスク氏は、多くの科学的根拠に基づく公衆衛生策に対して懐疑的であったことが知られており、それが反映された撤回にも見えます。新型コロナを皮切りに、他の健康領域にも同様の取り組みを拡大したGoogle社などとは対照的です。
制約がなくなったことで、短期的にはTwitterの使用が増えそうですが、長期的な視野で見たときに、ポリシーの撤回、ひいては信頼性を下げる情報の掲載増加がプラットフォーム全体の信頼性や使用率にどのような影響を与えるのかは興味深いところです。
動機が公衆衛生策への不信感であればそんなことは考慮されないかもしれませんが、これはプラットフォーマーとしても追跡する価値はあると思います。新型コロナに関する情報の取り扱いについては、さすがに2020年の何もわからない混乱の段階から比べると一般の人たちのリテラシー水準も上がってきたので、馬鹿げたツイートに騙される人も減ってきた、ということではないか。新型コロナだけを特別扱いするポリシーがもう時代遅れになってきたことを反映した動きで、「撤回」というより「会社全体のポリシーに統合されただけ」と私は受け止めています。
新型コロナに限らず、科学的に正しい/正しくないの判断は、当の科学者たちの間でさえ意見が分かれますし、新しい知見が得られるたびに変わっていきます。
プラットフォームに対して信頼をおくよりは、発信する人に対して信頼をおく姿勢が大切だと思います。
もちろん、明らかな虚偽情報を拡散する人が多いプラットフォームからは、いわゆる良識のある人々は去っていき、結果的にプラットフォーム自体の衰退につながることは言うまでもありせん。