楽天ドル建て債、利率年10.250%に決定 約700億円発行
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注目のコメント
モバイル事業への投資なのに、なんでドル建てでやるんだろう?
円高になれば、その分返済は楽になるが、円安進めばただでさえドルで金利が高いのにもっと高くなる…
ALMでバランスとるという観点で、ドル建てで資産側で大きいのはLyftか(現在時価評価で4億ドル弱)?個人的には、日本の金融事業より、まずはLyft売却してしまう方がいいように思うが…
なお、国内向けだった楽天モバイル債の利回りは0.72%(こちらも無担保、下記の第21回)。2019年のドル建て無担保社債は3.55%(5年債)、当時は米国10年債利回りが2%弱。今は3.7%で、上乗せが2年なのに大分増えている。割引債部分入れると、記事だと12%になると書かれていたり、条件のいろいろな違いはあるが、ざっくりでも、これくらい信用が悪化しているということ。
https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/bond.html
下記でHYインデックスの利回り推移も見れる。2019年から約3%上昇。
https://fred.stlouisfed.org/series/BAMLH0A0HYM2EYキャリアは撤退障壁高くて、そう簡単にやめられないのがボトルネックなんだが、そんなこと分かって参入したわけで、なかなか難儀ですね。こんなにCAPEX積まないといけなくて、課金売上での回収は遥か先なのだから、本来ならこの調達も2015年の時みたいに公募増資がセオリーなんだが、今はあの頃の株価の4分の1なので、やりたくても出来なかったんだろうな。
ソフトバンクがボーダフォンを買収した時にシンジケートローンで出来たのは、出来上がっている事業の買収なので、既にキャッシュフローが上がっていたから。だからレンダーも更にリスクヘッジとして事業証券化(WBS)出来た。