リーマン・ショック級のメモリ不況の到来 ～その陰にIntelの不調アリ

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2022年11月21日

  Micronなどが減産を発表した（下記）。そのなかでどれくらい下押しするサイクルになるのかが論点。
  https://newspicks.com/news/7799658
  
  個人的には、結構大きい、もしくは長いサイクルになるのではないかと思っている。なぜなら、けん引役が見当たらない。
  PC、スマホ、データセンターの次は、自動運転とかだと思うが、自動車の製品サイクルは電子機器よりはるかに長周期だし、規制なども絡むのでそう簡単に立ち上がらないと思う。
  プレイヤー数が集約された、相対的にシェアが低いMicronなどが減産に入った。なので、キャッシュコストでは黒字なので生産し続けるというような、過去のサイクルのようにはならないかもしれない。一方でその分価格下落も少なければ需要喚起の力も弱くなるし、需要自体が上記のように時間軸が長いもの。なので、戻ってくるまでにかなり時間がかかるのではないかと思う。
  
  ロジックは少し下がりはじめたが、山の大きさとアプリケーションサイドのけん引役などを考えると、まだ落ち始めくらいではないか。
  アナログはまだ落ちていないが、最大手のTIが警戒感を示しているのは気になっている。
  https://newspicks.com/news/7719496