リサイクル困難の錠剤包装シート再生、オリックス系が事業化へ
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プラとアルミの圧着素材であるPTP包装シートは、それぞれの素材にリサイクル性があれど、接合されることでリサイクル困難となっている代表的なものです。
当リサイクル技術は、薬の製造現場だけでなく、お菓子工場(ラムネ菓子など)、病院、介護施設など、一定量以上の包装シートが集まる様々な施設への展開も期待できそうです。
サーキュラー・エコノミーは、リサイクルする側だけでなく製造者も真剣に考えるべきものです。錠剤シート自体が、よりごみが少ないものに素材転換・構造転換されたり、生産時のロスが大きく減るような技術開発も必要となってくると思います。アルミは「ダントツのバリヤ性(水分や酸素を透過せず、中身をしっかり守る性質)」を示す一方、プラと組み合わせたときにリサイクル性を損ねるという欠点を持っています。
ポテチやレトルト食品でも使われる素材ですが、まず「PTP(プレススルーパックといいます)」に着目したのは良い目の付けどころではと思います(あんまし汚いの混ざらないですからね)。