2022/11/17

【3分解説】ポーランドのミサイル着弾。これから何が起きるのか

NewsPicks 編集部 記者・編集者
11月16日、世界に緊張が走った。
ウクライナの隣国、ポーランド東部の村にミサイルが着弾し、市民2人が死亡した。今年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻を始めて以降、北大西洋条約機構(NATO)加盟国で初めて犠牲者が出たことになる。
NATOは北大西洋条約の第5条で、加盟国が攻撃を受けた場合、加盟国全体への攻撃と見なして反撃する集団的自衛権を定めている。
万が一、ロシアに対して集団的自衛権を発動することになれば、戦火はロシアとウクライナにとどまらず、NATO加盟国にも拡大する。
それは第三次世界大戦の始まりかもしれない──SNSには、そんな「最悪のシナリオ」が頭をよぎった人々による書き込みが相次いだ。
今、何が起きているのか。これから何が起きるのか。
NewsPicks編集部は、これまでの流れを整理するとともに、専門家に今後起こり得るシナリオについて聞いた。