LNG船の発注、22年過去最多 ロシア産ガス代替需要で
日本経済新聞
21Picks
コメント
注目のコメント
日本にとってチャンス。
ロシアからのガスの輸入の減少に加えて、ガスは、燃焼時に石炭よりもCO2の排出が少ないことから、石炭から再生可能エネルギーへの代替の移行期間のエネルギー(トランジションエネルギー)として位置付けられている点が大きいです。新規ガス田開発も、カタールの拡張やモザンビークなどに加えて、アフリカではセネガル、モーリタニア、タンザニアなどで新規ガス田開発の計画が進んでいます。
LNGビジネスは液化基地メーカー、大手船舶会社、投資家、銀行など、LNGのバリューチェーン全体で本邦企業のビジネスに繋がります。近年はLNGプレーヤーも水素やアンモニア関連事業にも移行(トランジション)しています。
日本勢は、これまでのLNGビジネスのノウハウを活かして新産業に食い込んでいけると思います。世界のエネルギートランジションを牽引できる立場にいるので、ビジネス面に加えて国際社会への貢献や影響力という観点からも重要な役割を担えると思います。欧州はウクライナ戦争が終わったとしても、もうロシアから天然ガスを調達することは無さそうですね。
LNG船は一般的にばら積み船の2倍ほどの価格帯。
1隻2億ドル→2.4億ドルに1.2倍に上昇。