注目が高まる「スマートグラス」とは? メガネ型デバイスがつくる近未来の生活
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【見る・聞く】動画、写真、音楽、資料、メールなどのデジタルデータの閲覧・視聴
【通話】動画または音声通話
【録音・撮影】音声の録音・写真や動画の撮影
【健康管理】センサーでまばたきの速度や視線移動などを把握して健康を管理する
【翻訳】レンズで撮影・写した文字の翻訳機能
これらの機能が本当に高性能で実現するのであれば、”スマートフォンがあるからスマートグラスはいらない”とは安易に言えなくなりそう…
音声認識技術によって文字起こし機能の性能が人間レベルまで近づけば、スマホのように手で操作する必要もなくなるかもしれない。
仮想空間との相性も非常に良いはずなので楽しみ…スマートグラス市場は2030年に14兆円近くの市場規模になる予測ということで、一メガネユーザーとしては注目している分野です。
多くの機能が実現されているようですが、そこで考えたいのが「それ、本当にメガネでやる必要ある?」という点。
ウェアラブルデバイスはメガネだけではないので、メガネに最適な機能を選んで提案しないと顧客満足につながらないのではないでしょうか。
メガネは生活必需品で、各メーカーかけ心地、軽さ、ファッション面など試行錯誤してきました。
機能を搭載することで重さが増したり、デザインが歪になってストレスが増すくらいなら余計な機能いらない!と思う人も少なくないはず。
また、視覚周りに多くの情報が集中しすぎるのも考え物です。
目の疲れがたまりそうですし、注意力散漫になって事故につながる可能性もあります。
確かに、ジョギング中にナビゲーションが表示されるくらいなら便利そうだし、音楽が聴けるのもいいかもしれません。
しかし、メールや動画の視聴はPCやタブレットのほうが優れていそうですし、やはりバッテリーを食うためデバイスの大型化が必要とされそうで、使い分けたほうがいいのではないかと感じます。
現在Jinsのスマートグラスでは、視覚的サービスではなく、健康状態をアプリ連携で確認できるスマートグラスを販売していて、鼻部分に小さな部品があるだけで、普通のメガネと変わらない付け心地を実現しています。
業務用デバイスではすでに効果を上げているとのことで、是非体感して新しいアイデアを模索してみたいです。いままでのデバイスは手で持つことが前提でしたが、現在はいかにして手で持たないデバイス(バンド型、ウォッチ型、グラス型デバイスなど)を作れるかがネクストスマートフォンの鍵になっています。
ことスマートグラスについてはARの分野で語られがちですが、主流はAR・VR・リアルを都度切り替えできるグラスです。そうしないと日常生活利用から離れてしまうからです。
とはいえどのデバイスも、電力供給源については有効な策がありません。結局スマホと接続してそこから供給するか、別途デバイスに給電させるかどちらかですが、前者はスマホを持つ前提だしスマホの充電を消費する点が課題、後者は独立で給電&ネット接続できるデバイスにすると重量が上がる点が課題で、双方の課題を解決する技術開発を進めているのが現状です。