【米中対立】台湾テックが探す製造拠点の「プランB」
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米中対立の勝者はベトナム、という面がありますが、台湾企業も日本企業も韓国企業も、そして中国企業も、製造拠点を中国からベトナムへ移している企業は少なくありません。
ミャンマーが選択肢たりえなくなった、というのもあります。
米国や日本は、米国国内向け、日本国内向けに供給するための製造拠点を置くならいいでしょうが、世界的なサプライチェーンの拠点としては選択肢に入らないでしょう。日本などは、人件費がドルベースであと半分ほどになれば、選択肢に入ってくるでしょうが。
インドは、積極的に誘致活動を行っていますが、これまでもこういう時にチャンスをつかみきれない国ではあります。
インドが再び半導体誘致 まず後工程、成功のカギ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK172VZ0X10C22A1000000/
「これまでアジアで前工程を含む半導体産業を構築できたのは日本、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、中国だけだ」
「インド政府は、土地、水、電力、人材と必要な要素を国を挙げて確保すると言うが、これらは皆インドでは言うほど易しくない」半導体メーカーが、米中の影響を受けない場所へ工場を移転するというのは理解できます。が、人件費の安い場所を選ぶというのは、時代遅れかなと。ロボットで対応できるはずだと思うのですが。
台湾テックが米中対立の中で、インドやベトナムなど新たなる製造拠点確保に向けて海外投資を増やしているという香港の英字紙『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』のレポートです。
米中それぞれの思惑の中で、国家間の思惑に巻き込まれ過ぎずにどうサバイブするか台湾テック企業には戦略が必要とされるタイミングです。中国との取引が多い日本企業にも同様かと思います。