2022/11/9

【阪根信一】地獄を見た経営者が、次に挑戦したいこと

NewsPicks 編集長
3年半という期間は、人生を変えるには十分すぎる年月だ。
2019年4月、全自動の衣類折り畳み機を開発するセブン・ドリーマーズが倒産し、スタートアップ業界内外で話題になった。
100億円以上もの資金を調達し、負債総額は約31億8000万円にものぼっただけに、衝撃とともに倒産情報が広がった。
それから3年半。夢破れた男が、再起を図ろうとしている。
セブン・ドリーマーズの社長だった阪根信一氏は、どんな挑戦をするのか。NewsPicksに明かした。
阪根信一(さかね・しんいち)/米デラウェア大学で博士号を取得後、父の会社に就職。03年に社長に就任し11年にスピンアウトする形でセブン・ドリーマーズを立ち上げランドロイドの開発に注力。19年4月に破産申請。現在は為替テックを手がけるジーフィットの代表取締役。
INDEX
  • 「役員待遇」オファーを断る
  • やっぱり「起業」しかない
  • 「為替予約」に勝算アリ
  • 予測は「テクノロジー×人力」
  • これが「最後の挑戦」になる

「役員待遇」オファーを断る