JR上場4社が“黒字転換”でも喜べない、コロナ後の「新たな困難」とは
コメント
注目のコメント
ひとまず、黒字で良かった。「リモートワークが普及した結果、鉄道は今の料金では赤字なので値上げしますという未来もあり得たかなと思うので。
個人的に注目したのは、「リモートワークと定期券」について。
記事によると東京のリモートワーク実施率は45%とあるにも関わらず、JR東日本の定期券はコロナ前と比べて8割が利用されているとのこと。
特にベンチャーなど、お金にシビアな会社はリモートワーク者に問答無用で定期代を払うということをしません。毎日出社で定期のほうがお得なら良いですが、そうでないなら出社実態に合わせて実費精算をしている会社が多いです。私ももう定期は買っていません。
もちろん前述のリモートワーク率の中には月に一回だけリモートするかもしれない、レベルの人も含まれていると思うので本当の実態は記事からではわかりませんが、結構な割合の人が出社とリモートのハイブリッドであるにも関わらず、コロナ前と比べて8割の人が定期を買っているというのは違和感があります。
言わずもがな、定期券を買っておらずほとんどリモートで交通費がかかっていない人に対して非課税の通勤手当を支給することは所得税の脱税にあたりますから、それは今後税務署が動くことになるでしょう。新幹線が強いとはいえ他の事業もいろいろやっている東海がそこまで偏重だとは思いませんでした。
僕的には、逆に今までの在来線の割合が大きすぎたんだと思っています。もちろん事業として減収は憂うべきことだとは重々承知ですが、利用客にとって見たら満員電車なんて大迷惑でしかないので。リモートワークによってそれが少しは緩和したその副作用としての減収なら、むしろ喜ばしいまであると思います。最悪、新幹線でわざと空けている席を減らすなどの処置はいつでもできることですし。