梅毒患者、初の1万人超え…予想超えるハイペース「不特定多数との性交渉控えて」
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本当に増えています。
自分は特定のパートナーしかいなくても、そのパートナーがどこかで感染してきたら自分もかかりますので、
不特定でなければ大丈夫、多数でなければ大丈夫、とはいえない状況です。
心当たりのある人は、ぜひ検査を受けてほしいです。
保健所によっては、無料で、匿名で検査を受けられます。
もしかかっていたとしても治療できる病気なので、必ず受診して下さい。
そして感染していた場合は、感染させた可能性がある人には必ず連絡をしてあげて下さい。その人がほかのだれかにうつす前に。
連絡先を知らない、風俗店から連絡をしないように言われる、などの事情で、感染に気付かぬまま感染を広めてしまっているケースがあるようで、それが梅毒増加の一因かもしれません。
少なくとも、梅毒の件にかかわらず、連絡先が分からない人とは関係をもたないようにという、当たり前のことを教わる包括的性教育がやはり必要と思います。梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体によって発生する感染症で、性感染症の1つです。感染の初期には陰部にブツブツとした硬結ができたり、発熱、皮疹、リンパ節腫脹などの症状があらわれますが、気づかれない場合もあります。感染から数年~数十年経つと進行性梅毒になり中枢神経や心血管系の症状をきたしたりする疾患です。
日本では近年右肩上がりに感染者数が増加しており、注意喚起がされていますが、それでも増え続けています。昨年は年間で8000人ほどの感染者数でしたが、今年は10月中旬の段階ですでに1万人を超えたとの報告。
不特定多数との性交渉を避ける、性交渉の際にはコンドームを着用する、といった基本的な性感染症の対策が重要です。また、抗菌薬(ペニシリン)による治療で完治する疾患であるため、早期に認知し病院を受診することも大事です。梅毒はトレポネーマと呼ばれる種類の細菌の感染症です。新型コロナウイルスが飛沫で感染が広がっていくのとは大きく異なり、この感染症の主要な感染経路は性交渉になります。
梅毒が少し厄介なところは、感染初期の症状が比較的軽いことも多く、治療を受けていなくても症状が自然に改善するため、「自然に治った」と勘違いして、しかるべき検査や治療の機会を逸してしまうことがあることです。初期の症状としては、性器の周囲の皮膚の硬いしこりやその部位での潰瘍などが挙げられます。しこりができても痛みなどの症状が出ないことが多いため、様子を見られてしまうことも多いのです。
そのまま無治療のまま経過してしまうと、後に心臓•血管や脳神経の重大な合併症につながる恐れがあります。コンドーム使用などの予防手段とともに、おかしいなと感じたら、症状が軽くても検査に行くというアクションも大切です。