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情報収集・分析はほぼ終わりました。複数の党内向けの説明では「体調不良」と共に別の理由が記載されていることを確認しました。総合的に判断すると、胡錦濤氏が率いる共産主義青年団に連なる胡春華副総理(政治局員)の異例の降格に対する抗議の意味合いが強かったようです。さらに取材を進めて明日の某所の講演会では詳報できそうです。
私の知る限り、胡錦涛氏は、体調のみを理由に、今後の党や国の行方を左右する場面を退席するような人物ではありません。そこには「意思」があったと確信します。
驚きの映像でした。一瞬、私の目に重なったのは、北朝鮮で金正恩総書記の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)元朝鮮労働党行政部長が連行された場面でした。彼は処刑されました。「政変か?」とも思いました。その後のニュースで、胡錦濤氏が不満で席を立ったという見方が流れ、見直すと、確かにそうも見られると思いました。中国政府の言うように、健康状態は確かに良くなさそうです。まだわかりませんが、中国政府の言う通りなのかも知れません。それにしても思うのは、習近平もプーチンも、自分があと何年健康でいられると考えているのか。退任時にまだまだ元気いっばいの胡錦濤も8年であれほど老け込みました。自分の亡き後の世界のことを真剣に考えているのか、と懸念します。
胡錦濤氏の腕を持つ、右手(画面左)の比較的若い男性は習近平氏の護衛担当ではないか…と映像分析で指摘する声もあります。体調面であれば、一連の動きの前にどのような様子だったのかも知りたいところですが、海外メディアもいる前での退席は、よほどの理由が要るでしょう。
真相はよく分かりませんが、健康問題であれば出席自体を見送っていたような気がしますし、退席時に習近平氏と、今回の人事から外された(胡錦涛氏に近い)李克強に何を言っていたのかも気になります。

国民の監視が効かない全体主義国家の薄気味悪さを感じるシーンでした。
いつも思うのだが、なぜ広報官が外国メディアにきちんと説明しないのか?
説明しないから、憶測で報道される。
何事も秘密にし、憶測を報道させて、ほくそ笑んでいるようにも見える。

本当に体調問題なんだったら、病状も含めて説明すれば憶測は少なくなる。

それに、ツイッターなんて中国国内で使えないもので知らせるのも不適切だ。
あくまで国営通信である新華社通信のTweet(下記)。
しかし、本当に体調不良であれば、このような連れ出し方を報道陣の前ではしないだろう。報道陣含めてコントロールできるだけのパワーを持っていて、憶測を呼ぶようなことをするメリットはない。
https://twitter.com/xhnews/status/1583829797297598465

出来上がった体制は、習近平氏の側近ばかり。
これまでの2期でどう人事を固めてきたか、下記記事が分かりやすい。そしてさらに今回、胡錦涛氏に近いとされる胡春華氏は政治局常務委員(チャイナセブン)どころか政治局員からも外れた。
主席としての三選や、68歳以上であれば定年という原則からの逸脱(一方で、李克強氏は67歳でも外れた)なども含めて、完全に人事をこれまでの原則・習慣からも違う形で固めた。

習近平氏、3期目実現への道 中国共産党大会が閉幕
https://newspicks.com/news/7708308

李克強氏・汪洋氏、最高指導部を退任 「定年」前で
https://newspicks.com/news/7710656
胡錦濤(フージンタオ)氏の映像を見て、「老けたな〜」というのが私の第一印象です。

他の長老たちも姿を見せなかったことを斟酌すれば、不満の表明だと私は解釈しているのですが…。
昨日の中国共産党大会の閉幕式での胡錦濤前総書記の途中退席は注目されたシーン。
このことを巡り、国営新華社通信は22日夜、英語版の公式ツイッターで「胡氏は体調が優れなかった」と理由を説明したそうです。
ウソ