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【英国危機】なぜトラス首相は45日目で辞任表明したのか

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    トラス氏は、制度的には辞任する必要はありませんでした。
     議会で不信任が決議されたわけでも、保守党内で総裁罷免が決議されたわけでもありません。

    トラス氏は、「家族でボードゲームをしている時、負けそうになるとカンシャクを起こして席を立ってしまう」といったエピソードが報じられていました。みじめな目にあうくらいなら、投げ出してしまう人なのでしょう。
     そういう性格だから、としかいいようがありません。
     サッチャー氏なら辞めなかったでしょう。いくら叩かれても、挽回しようとする人かどうか、という差です。

    トラス氏が辞任したのは、直面する年金基金の問題、端的には25兆円以上に膨らんだ運用投資の損失への対策ができなかった(今後もできるとは思えなかった)から、ともいえます。
     これは、長期に渡る構造的な問題です。少子高齢化が進む国で、増加していく年金支給に対応するために、投資運用で年金基金を増やそうとした、そのやり方が通用しなくなった、ということです。
     同様の事態は、オランダなどEU諸国でも予想されています。

    イギリス3人目の女性首相 トラス氏って?日本との関係は?
    https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2022/09/06/25102.html

    「英国の年金負債対応投資(LDI)業界は、『マネー・フォー・ナッシング(苦労せずに得られる金)』時代終焉の最初の犠牲者だ。」
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-18/RJX4NJT0AFB401


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    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    英国の危機であるかは別として、少なくとも英国において「悪い混乱」が続いていることは紛れもない事実。日本の立場から見れば、英国は米国と並ぶ戦略的パートナーであり、その国の力がこの混乱で削がれることは望ましくないこと。逆に、外交や軍事の観点からすれば、英国が内向きになることは、中国やロシアを利することになります。厄介な相手が国内の混乱対応に忙殺されておとなしくなることを、彼らは喜んでいるでしょう。これを誰がどのようなやり方で収めるのかに、世界は注目せざるを得ません。


  • NewsPicks編集部 記者

    トラス英首相が任期わずか45日目で辞任を表明しました。後任が決まって、実際に辞任するまではまだ時間がありますが、歴代最短の在任期間になると言われています。

    The Guardianのトラス首相辞任にいたる経緯と今後の見通しについて、QA形式の解説をお送りします。ご覧ください。


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