（ブルームバーグ）： 欧州最大の半導体製造装置メーカー、オランダのＡＳＭＬホールディングの10－12月（第４四半期）の売上高は、アナリスト予想を上回る公算が大きい。同社の先端半導体製造装置への需要が引き続き高まっている。

 ＡＳＭＬが19日発表した10－12月期の売上高見通しは61億－66億ユーロ（約8960億－約9700億円）。ブルームバーグ調査のアナリスト予想は61億3000万ユーロだった。

７－９月（第３四半期）の売上高は58億ユーロと、アナリストの予想平均（53億ユーロ）を上回った。同社は納入を加速するため、引き続き一部契約の認識を先送りした。

一方、米国の新たな対中規制について、ピーター・ウェニンク最高経営責任者（ＣＥＯ）は「われわれの当初の評価に基づくと、新規制によってＡＳＭＬがオランダから出荷するリソグラフィー装置に対するルールは修正されず、ＡＳＭＬの2023年出荷計画全体への直接的な影響は限定的だと予想している」と説明した。

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原題：ASML Sales Forecast Beat Estimates Amid Strong Chip Demand (1) （抜粋）

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