ゴッホの「ひまわり」にトマトスープ、環境団体が抗議で 英
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ガラスでカバーされているので、絵画そのものに損傷は無いですね。
絵画そのものに損傷を与えると、賠償額が数千万~数十億円単位になりますから、そのあたりは勘定したうえでやっているつもりなのでしょう。
アートを破壊することで抗議活動に利用しよう、という方法は、少なからずあり、20世紀にはフェミニストが裸婦像などを切り裂くといった事件がいくつかありました(ヴェラスケスの『鏡のヴィーナス』など)。
フェミニストが裸婦像を破壊しようとするのは、主張から見て論理としてはまだわかりますが、環境活動家がヒマワリの絵を目の敵にする理由は思いつかないですね。単に有名な絵だから、というだけでしょう。
叫んでいることも、「どっちが価値がある? アートか命か?」というのは、別に二者択一である必要はなく、「両方価値がある」で済む話ですから、何を言いたいのかわからないですね。
そんなに石油が使われるのが嫌なら、オイル・タンカーでも破壊して回ればいいと思いますが、賠償額がとんでもないことになるのでやらないのでしょう。
アートは、攻撃しても反撃されることも無いし、本体に損傷が無ければ賠償額もそれほどにはならないので、それほど度胸や覚悟が無くても狙いやすい、ソフトターゲットといえます。パフォーマンスとしてはわかる。でも代償もある。この絵に直接の被害がなくても、全世界の展示場のセキュリティ水準が上がりコストが上がる。ぼくが美術館の絵に近づけなくなる被害もある。その波及効果を被害額としてこの団体に請求したらどうだろう、と思った。
これExtinction Rebellionという団体で、先日もオーストラリアでピカソの作品に手を接着剤で貼り付ける抗議行動(?)を行っています。
Extinction Rebellion以外にも環境保護団体による絵画をターゲットとした行動は多発しています。
Activists Say The Outrage At Them Gluing Their Hands To Famous Paintings Is Nothing Compared To What Climate Change Will Do To Art
https://www.buzzfeednews.com/article/clarissajanlim/climate-activists-paintings-glue-protest