[10日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシアによる複数都市へのミサイル攻撃を受け、防空についてバイデン米大統領と協議したと述べた。
対話アプリ「テレグラム」で「バイデン米大統領と生産的な対話をした。主な話題は防空についてだった。現在、防空はわれわれの防衛協力における最優先事項だ」とした。
米ホワイトハウスは声明で「バイデン大統領は、先進的な防空システムを含め、自衛に必要な支援をウクライナに提供し続けることを確約した」と発表した。
[10日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシアによる複数都市へのミサイル攻撃を受け、防空についてバイデン米大統領と協議したと述べた。
対話アプリ「テレグラム」で「バイデン米大統領と生産的な対話をした。主な話題は防空についてだった。現在、防空はわれわれの防衛協力における最優先事項だ」とした。
米ホワイトハウスは声明で「バイデン大統領は、先進的な防空システムを含め、自衛に必要な支援をウクライナに提供し続けることを確約した」と発表した。
(c) Thomson Reuters 2024 All rights reserved.
ロシア軍がミサイルとドローンを多用している現在、それらを撃墜できる防空システムが、ウクライナにとって重要になります。
それはつまり、日本で秋田県に配備しようとして中止になったイージス・アショアのようなシステムですが、ミサイル攻撃の被害を軽減するためには、防空システムの充実が主要な手段になります。
欧米各国から、ウクライナ軍に対して供与されつつはありますが、主力は旧ソ連時代のS-300です。質も数も足りていません。
ロシア軍がドローンを織り交ぜつつ、飽和的に一斉にミサイル攻撃して来れば、撃ち落とせないミサイルがかなり出ます。
仮にロシア軍が、ミサイルによる核兵器攻撃をウクライナに対して行う場合、これを撃墜できるかどうかは、防空システムの充実にかかっています。
その意味でも、ウクライナにとって、防空システムの充実は、切迫した要請になっています。
ウクライナはロシアに対しての反撃能力がないのが苦しい。モスクワを直接攻撃する手段があれば、全土ミサイル攻撃など出来ないだろう。
ウクライナの取れる戦略は、ロシア本土を攻撃できない以上、ロシア軍を深く誘い込み、大打撃を与えるしかない(実行中)。
遠隔地からのミサイル攻撃だと、防ぐことしかできずロシアのやりたい放題となって苦しい。この状況が長く続くようだと、ロシアへの反撃能力獲得に動くのではないか。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか