ゼレンスキー大統領、バイデン氏と防空巡り協議
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ロシア軍がミサイルとドローンを多用している現在、それらを撃墜できる防空システムが、ウクライナにとって重要になります。
それはつまり、日本で秋田県に配備しようとして中止になったイージス・アショアのようなシステムですが、ミサイル攻撃の被害を軽減するためには、防空システムの充実が主要な手段になります。
欧米各国から、ウクライナ軍に対して供与されつつはありますが、主力は旧ソ連時代のS-300です。質も数も足りていません。
ロシア軍がドローンを織り交ぜつつ、飽和的に一斉にミサイル攻撃して来れば、撃ち落とせないミサイルがかなり出ます。
仮にロシア軍が、ミサイルによる核兵器攻撃をウクライナに対して行う場合、これを撃墜できるかどうかは、防空システムの充実にかかっています。
その意味でも、ウクライナにとって、防空システムの充実は、切迫した要請になっています。ウクライナはロシアに対しての反撃能力がないのが苦しい。モスクワを直接攻撃する手段があれば、全土ミサイル攻撃など出来ないだろう。
ウクライナの取れる戦略は、ロシア本土を攻撃できない以上、ロシア軍を深く誘い込み、大打撃を与えるしかない(実行中)。
遠隔地からのミサイル攻撃だと、防ぐことしかできずロシアのやりたい放題となって苦しい。この状況が長く続くようだと、ロシアへの反撃能力獲得に動くのではないか。
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