マスク氏、台湾の特区化を提案 中国は評価、与党・民進党反発
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いろんなピッカーはこの提案を中国市場に依存しているポジショントークだと言っているが、私はそうじゃないと思う。
むしろ、一番政治家が言えないことを言っていて、一番現実的な解決法を言っているような気がする、現時点では。起業家なので、分かりやすく解決法を持ち出す、いつものやり方。
ウクライナと違って、国家ではないし、自らも独立を言わない中華民国で、全中国に未練がたっぷり。パスポートは未だにTaiwanではなく、Republic of Chinaと言っている時点で、マスク氏の提案は理にかなっている。
注目のコメント
この人は、いわゆる「逆張り」をして、お騒がせをすることで、はしゃぐところがあります。
政治制度や国際的な秩序について、体系的な構想を持っているわけではないでしょう。しいていえば、特許制度を嫌ったり、アナーキストっぽい発言が多いですが、実際に彼の商売を成り立たせているのは、国際的な貿易制度や通貨制度であるし、ロシアも中国もアナーキズムとは正反対の体制です。
こういう、経済的成功者が、ヒトラーやムッソリーニにのめりこんだり、ファシストの真似事をすることは、多くの例があります。
中国がテスラにとって最重要な生産拠点であるとかいった、実利的な配慮もあるでしょうが、「世界の真実を言い当てた」っぽい「逆張り」がやりたいのでしょう。最近の戦争は民間企業の技術が勝敗のカギを握るようになりました。ロシア・ウクライナ戦争では、マスク氏のスペースX社が衛星インターネットサービス「スターリンク」の端末をウクライナに提供したことでウクライナ軍の通信態勢を支えました。しかし、台湾有事ではマスク氏にはあまり期待できそうもありません。中国市場に依存するテスラが、「人質」にとられているからです。