みずほ、楽天証券に2割出資へ ネットが金融の主戦場に
日本経済新聞
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この報道が事実であれば、第三者割当増資ではなく、楽天グループが保有する株式をみずほ証券が買取るというのが、今の楽天グループの(携帯キャリア事業による)苦しさを物語っている気がしますね。
第三者割当増資であれば、調達した資金は証券ビジネスに投資して競争力を高めていくことに使われますが、楽天グループの保有分を買取ってもらうということは、楽天グループの資金繰りに充てたいということではないかと推察します。対面とネットの融合でシナジーが産まれるより、楽天証券の自由度が制限されてしまうような気がします。みずほ証券は純投資をベースに、一部商品を自社顧客にも紹介するくらいにしておいた方がいいでしょう。
記事の末尾にでているが、楽天証券の上場はどうなるのだろう?(①が5月の上場準備開始時のPick)
持分法にするための2割で800億円、4000億円の評価。2021年度の業績は売上収益900億円、営業利益180億円。4000億円はちょっと高いのではないだろうか?
MUFGはauカブコム(過半保有で残りKDDI)、SMBCはSBIと今年業務資本提携(②は報道時、1割出資でこれも800億円)。ネット証券が他と比べて連携が弱いが、金融系の資本の色があまりついていないのはこれで松井とGMOフィナンシャル(GMOクリック証券)になるだろうか。
また、みずほは、MUFG(DCカード)やSMBC(三井住友VISA)と比べてカードが弱いと思う。楽天が強いのはカード。凸凹を考えると、もっと広範な提携はありうるのだろうか?
①https://newspicks.com/news/7099013
②https://newspicks.com/news/7217631