インドネシア サッカー場 試合後に暴動で125人死亡
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群集事故としてはメッカ巡礼時に1000人規模死者が出ることが幾度かありましたが、wikipediaを見るとサッカースタジアムで過去にも似たようなケース、規模の事故があったようですね。
【1964年5月24日 - エスタディオ・ナシオナルの悲劇】
ペルーの首都リマでサッカー東京オリンピック南アメリカ代表決定予選の試合中に判定結果から暴動が発生。鎮圧に警察が出動して観戦中の観客約4万5千人が逃げ惑う事態となり、300名以上が圧死、負傷者約500名。
【1989年4月15日 - ヒルズボロの悲劇】
イングランド・シェフィールドのヒルズボロ・スタジアムで行われた、リヴァプールFC対ノッティンガム・フォレストFC戦で、ゴール裏の立見席に収容能力を上回る大勢のサポーターが押し寄せたことにより死者96人、重軽傷者766人を出す惨事となった。イギリスのスポーツ史上最悪の事故と評される。
家を出るときには誰も想像していなかったことです。
なんとも可哀想。
注目のコメント
(追記)・死者は174人にまで増えたとのことです。
・ジョコ・ウィドド大統領は、インドネシア1次リーグの全ての公式戦中止を指示。
東ジャワ州の地方都市、マランでの出来事です。
大多数は、混乱の中で踏みつぶされたか、人が折り重なった結果の窒息死でしょう。止めようとした警察官複数もとばっちりで死亡しています。
「暴動」のきっかけは、インドネシアのサッカーリーグの公式戦で、地元マランのチームが、スラバヤのチームに負けたことです。
インドネシアは、隣の高校との果し合いで高校生が10人死亡したりすることもよくあるので、死者の出るような乱闘騒ぎは別にめずらしくはありません。
今回は、いくつかの条件が重なって、死者が多く出てしまいました。
「暴動」発生時の様子
https://twitter.com/i/status/1576355908661100544命が軽いよインドネシア
この件以外でも、先の国政選挙では500人以上の死者が出たし(開票作業のため過労死とのこと)、ラマダン明け休暇では毎年のように帰省中に亡くなる人が発生(渋滞による熱中症など)。
選挙後の暴動でも死者が出ていたような。
インドネシアなら、あり得るな、と思ってしまいました。
なぜ催涙ガスを使用したのかは不明。大変痛ましい。スタジアムの廊下に無造作に遺体と見られる多数の横たわる姿の動画も出回っている。決勝点を入れたのがなんと日本人選手であったという事、それ自体良い悪いは無論ないのだが複雑な気持ちにはなる。