「若者の恋愛離れは草食化のせいである」そんなウソを政府もマスコミも信じてしまう根本原因
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現状に対して「こうなった原因は何ぞや?」と考えなんらかの結論を導き出したくなるのが我々人間なのだと思います。
そして出てきた結論に「そうだなー」とか「いやーそれは違う、こうじゃないか?」とあれこれ反応するのもまた人間の性。そういうのって実は楽しいんです。
注目のコメント
昔と比べて「恋愛を希望しない若者が増えた」と出生動向基本調査の割合だけを見て誤解釈する識者とかがいて本当に閉口するのだが、割合ではなく実数を見た場合にたいしてかわっていないというのが本当のところ。つまり、割合が増えたのは「恋愛したくない」層が未婚として残っているだけであり、決して増えたわけてばないということ。以前もデート経験率は減っていないという事実を提示しましたが、毎度恋愛離れという幻想を作り出したいのはなぜなんだろう。
元々存在していた「恋愛を希望しない若者」を問題視することで本質的な問題から目をそらせようとしているだけじゃないの?問題なのは「恋愛もしたい、結婚もしたい、子どももほしいという若者がその願いを叶えられない割合が増えている」ことの方です。恋愛や結婚は相手の合意が無いと進まないので、どうしようもないんですよね。婚姻数を増やせと言われても。AさんがBさんを好きでも、BさんがAさんにそういう感情がなければそれまで。努力でどうなるかというと、無いものは無いのですよね。周りが説得してもどうなるものでもない。
相手のあることはこちら側でコントロールできないので、悩むこともないと思います。恋愛してない人結婚してない人は、たまたまそうなだけで。
[したいのにできないで苦しんでいる]人の支援はマクロで構造に関与することはできても、個別には難しいですよね。元から恋愛したくない人は好きにしたらいいし恋愛したいけど出来ない部分をどう見るかという点では同意。その上で『草食化の問題と決めつけずに経済停滞やコロナの問題など取り巻く環境に目を向けるべきだ』といった結論になっている。
僕は経済停滞により給与が不十分という理由でデートしないとか結婚しない人達はいるだろうと思うが、若者においては就職氷河期だった約25年前よりずっと環境が良いようにも思うし、コロナの影響はもちろんあるだろうがコロナ以前から若者の恋人がいない率は高まっていると思う。
その上で草食化自体は『有る』と思う。1つはインターネットによってつながりやすくなり恋愛強者が女遊びをしやすくなっていると共に比較対象が多く相手に求める水準が高くなりがちなのだろうとも思うし、価値観の多様性によりセックスフレンド的な関係を許容する人がでてきて、恋人という関係にたいして消極的とか、恋愛ドラマやアニメやゲームに接することが超簡単になったことで、恋愛欲や性欲を代替として発散する手段と機会が増えたこと。難しいのはそういった環境の変化は行政手法で対処のしようがないことだろうと思う。