[27日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王は27日、内閣改造を実施し、息子のムハンマド・ビン・サルマン皇太子を首相に任命した。
さらにムハンマド皇太子の実弟であるハリド王子を国防相に昇格させたほか、国営通信SPAによると、サルマン国王のもう一人の息子アブドゥルアジーズ・ビン・サルマン王子はエネルギー相に留任する。
[27日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王は27日、内閣改造を実施し、息子のムハンマド・ビン・サルマン皇太子を首相に任命した。
さらにムハンマド皇太子の実弟であるハリド王子を国防相に昇格させたほか、国営通信SPAによると、サルマン国王のもう一人の息子アブドゥルアジーズ・ビン・サルマン王子はエネルギー相に留任する。
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あのへんの君主国は、国王や首長が首相を兼務している場合が多いです(ブルネイもそうですが)。権力の要である国防相を兼務している場合もあります。
内務省、エネルギー省あたりの、権力と権益に大きく関わる省庁も、枢要な王族が占めます。保健省とかIT省くらいだと、能力重視で王族以外も就任します。
ムハンマド王太子は、これまで副首相兼国防相でしたが、首相に昇格しました。
サルマーン国王は87歳ですが、その健康状態について、正確に公表されることはありません。しかし、近年は頻繁に入院を繰り返していて、心臓のぺースメーカーを埋め込んでいます。
ムハンマド王太子としては、いざという時に権力継承をともかくも迅速に達成できることを優先事項とせざるをえないでしょう。
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