「本を読むだけで終わる」人と「本を血肉にできる人」との決定的な差
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デービッドコルブ氏の『経験学習モデル』というのが、あります。
経験学習は、経験主義者による研究をもとに、デービッド・コルブにより提案されました。コルブは、「具体的経験」「内省的反省」「概念化・抽象化」「能動的実験」の4つのステップからなるサイクルを繰り返し、経験学習が行われると提唱しています。
本を読むというのは、上記のステップの中で『具体的経験』にあたります。なるほど、と。それを『内省的反省』で、自分の過去経験や知識に照らしてどうだろう?と考えるわけですね。
そして、それを『抽象化、概念化』して自分の心に刻んでおくわけです。
いわばここでパターン化、スキーム化できているので、次に応用して具体的に実践してみようと行動する。これが『能動的実験』なんです。
本を読むだけの人っていうのは、上記の4ステップのうち、最初の1ステップめしか、やってないのです。
それでは、身につかないですよね。実体験に優る教材はありません。本を読んだからって実践できるわけではない。かと言って本を読むことに価値がないわけではなく、予習・復習での言語化・理論化を通じて血肉にすることが重要。
学びのための学びもありますが、こと仕事に関しては行動を伴わない学びは無価値だと思いますし、知行合一を意識したいものです。序破離ではなく守破離ではないかな?
序破急と混同しているような気がします。
それともジョハリの窓と?
別な定義で使われてたらすみません。
守破離と勝手に読み替えて、とても納得です。
本に書いてあることそのままでは「あの人が言っていた」なので、まだまだ自分のものにできていない。
でも、「あの人」はその道の大家のはずですから、それは一旦守るべし。
慣れてきたら、応用効かせて、さらに自分流にしていく。
読書で知識を得るだけではなく、自分流にまでもっていくには、どんどんアウトプットしていくしかない。
インプットはアウトプットすることが前提で、意味がある。
中にはいつか思いもしないところでなにかと融合して結実するものもあるので、今すぐに役立つ知識ばかりでなく、今やっていることとは遠い分野の知識をつけることも必要です。