【トップ直撃】世界で「一番働きやすい職場」を作る秘訣
- ①企業が見落とす「カルチャー」の核心
- ②耳当たりの良いカルチャーの「罠」
- ③「つながり」を作る秘訣とは
- ④「話す」だけでは意味がない
- ⑤「辞める人」さえも歓迎する
- ⑥「声が大きな人」が勝ってはいけない
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表向きだけの企業文化ではなくて、毎日実践することに価値がある。CPOのようにカルチャーや人材ケアにフォーカスする役職があることも、カルチャーコードがただのうわべにならずに、組織に浸透していく上で重要だと感じた。
“Culture eats strategy for breakfast”という、有名なドラッカーの言葉がありますが、先週のロンドンの学会でも感じたのがこの点。良い戦略とは経営企画部でもコンサルタントからでもなく、前向きな社員から生まれるという意味で、文化の重要性を感じています(この点は星野佳路氏も繰り返し触れていらっしゃる点で、火曜日以降研究室のブログでもお伝えしていく予定です)。
「重要なのは、その原則を毎日どれだけ実践しているか」や「自律性」というう点でどうしてもNetflixを思い出します。最近はCHROも時々見ますが、CCO=Chief Culture Officerという肩書もそのうち出てくるのでは。
https://jobs.netflix.com/culture
今月、HubSpotの年次イベント「Inbound」に行ってきました。スタートアップ1社のイベントにもかかわらず、対面で2万人近くが集まり(オンライン入れると5万人以上)、3日開催で、最後にはオバマ前大統領まで登壇させてしまう、そのパワーと勢いには圧倒されてしまいました。
何より、痛感させられたのは、B2BのSaaSテック企業でありながら、熱量を持ったユーザーが、もはやファンと言っていいほど、ロイヤリティを持っているコミュニティの濃密さでした。
自分は、個人的に、HubSpot(本社が東海岸のボストン)は、同じテック企業でも、GAFA的な西海岸の企業とは全然違うなと強く感じていました。
例えば、シリコンバレー系の企業だったら、日本支社はとにかく本社の戦略を忠実にやるだけでほぼ裁量がない印象が強いですが、HubSpotは、その辺りの各国の自律性をすごく尊重しているなと取材活動でも思っていたのですが、今回、カルチャーのトップに直撃して、そのナゾがかなり解けました。
きれいごとばかりになりがちな「カルチャー」や、多様性、国産展開について、相当に核心を突かれたインタビューでした。ぜひ、御覧ください。
コーポレートカルチャーがしっかり根付いている企業での経験から言えるのは、絶大なるパワーを発揮するとつくづく思います。
コーポレートカルチャー創りにあたり、人が一番重要。そして、立場や部署が違えど、全員で取り組むんだというカルチャーです。事業会社の場合は、特に部署間の垣根が弊害になりやすいと思いますが、部署に関係なく全員がshared goals (共有する同じ目標)という意識があれば、クロスファンクションのチームワークが高まり、仕事もより楽しくなってきますね。
コーポレートカルチャーは、目に見えないからこそ、軽視もしてしまいがちですが、企業と人をつなぐエネルギー源ですね。
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