【突撃】マイクロソフトの「グリーン研究所」を覗いてみよう
- DNAに「データ」を保存する
- マイクロソフトが目をつけた「3分野」
- CO2を取り除く物質を「デザイン」する
- 「超長期」のプロジェクト
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カーボン・リムーバブルの中でも、カーボン・ミネラライゼーションはとても興味深い。玄武岩にはCO2を取り込んで鉱物にする性質がある。
玄武岩はマグマが地表付近で急に固まってできる。ということは日本にはたくさん玄武岩があるはず。玄武岩による炭素除去の研究を進めれば、世界の脱炭素に貢献できそうです。
気候変動の分野で、リーダー的存在として注目されているマイクロソフト。新たに研究機関を立ち上げたとのことで、取材しました。AIは画像認識、音声認識など、様々な領域でブレイクスルーをもたらしましたが、環境分野でも大きなインパクトを出せるか。今後の動きを追っていきたいと思います。
AIの力で環境問題に立ち向かう事例は様々あります。大気中から二酸化炭素を取り除き保存するのに適した物質を探索するという本事例のほかに、世の中にある膨大な酵素からペットボトルを分解しリサイクルを促進する特性をもつものを探す、水と空気(窒素)と電気のみでアンモニアを合成するための触媒を探す、といったことなどが行われています。
こういった探索型のAI活用方法とは別に、シミュレーションを幾度も繰り返し、効果的なやり方を予測するAIも、一度破壊されては取り返しがつかない環境問題に親和性が高い分野です。
ソフトウェア開発会社であったマイクロソフトが、このような環境ソリューションを生み出すための研究に本腰を上げはじめたとのこと。これまでこういった取り組みを進めてきた学術機関やスタートアップにも、大いに刺激になると思います。
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