患者に通知なく医療情報収集 NTTデータ、9万人分
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注目のコメント
細かいですが、「通知していない」の定義と、医療機関とNTT dataのデータのやり取りの実運用が気になります。
(例 先にデータを全部NTT data側に渡してから、書面で利用に同意しない意思を表明した患者さんの分を削除していた、など)
なんにせよ次世代医療基盤法に基づいたデータ利用と、これからの他の医療データ利用に水を注したのは間違いありません。さっさと使える様に法令とガイドラインを全国で徹底しないから、いつまで経っても日本は医療のDXが進まない。
20年前から何も変わってないし、血圧や脈拍などは、認定を簡素化して無駄な医療費を削減すべき。
検査結果も共有されないから、健康診断で検査し、診療所で検査し、病院で検査し、三重取りとか、この国おかしいですよ。今回のことはプログラムの不具合によるものだとはいえ、こういうことが起こると、さまざまな部分に影響が出るのがこの国です。一番懸念するのは、マイナンバーカード普及に対する取り組みへの逆風。データの利活用を大前提にした個人情報保護に関する諸法令の解釈や、運用ルールの明確化を整備し、疑問の余地がないまでクリアにしておかないと、こういう事が起こるたびに、「専門家」が出てきて自説を主張し、国民を不安にしてしまう。結果として、マイナンバーカードの普及が滞り、国民がデータ駆動型社会のメリットを享受することが出来なくなって、日本が世界から置いていかれる、という最悪のことが起こりかねない。
国は、個別事案への対応としてミスをおかしたNTTデータを指導するだけでなく、データ活用型社会を作り上げるビジョンを改めて示し、ルールの明確化に向けて全力で取り組むべきです。