エリザベス女王の国葬 ひつぎはウィンザー城内の礼拝堂に埋葬
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20世紀後半と21世紀前期、合わせて70年間の英国現代史を、自らの存在感で以って体現して来た、亡きエリザベス2世女王については、もはやあれこれ贅言を重ねる必要はない。 世を去る僅か二日前、E. トラス新首相の任命を行うなど、まさに最期の最期まで「生涯現役」に徹し続けた その生き様一つ見ても、心からの讃嘆に値する 類い稀なパワーとエネルギーの持ち主だった。
そんな稀代の名君への私の弔辞として、謹んで以下の一文を捧げたい。
「歴史の女神の傍らの永遠の玉座にあって、英国、ひいては世界の今後の進路を、ぜひ御照覧下さい。」
注目のコメント
現在の英国の王室(ウィンザー朝)の国王は、亡くなると全てウィンザーに埋葬されています。
ウィンザーの街の中でも、どこに埋葬されるかは、国王によって、異なっており、エリザベス2世は、祖父であるジョージ5世、父親である前王、ジョージ6世らと同じく、ウィンザー城内の聖ジョージ礼拝堂に埋葬されます。
ウィンザー城に到着した葬列
https://twitter.com/i/status/1571883012563898371キリスト教式の葬儀に初めて出られる方でよく口にされるのは、
「お葬式の雰囲気が明るくて、驚いた。」
その背景には、
死は終わりではない。
故人は天の国に帰った。
今よりもより深い安息の中に置かれた。
(追記:地上での役割を果たして天の故郷に凱旋した。)
という信仰があります。
この国葬を見ても、
荘厳さと誇り、そして時々聞かれる市民の声は、
決して悲しみだけに満ちたものではないように思います。
このような独特な明るさを纏った荘厳さは、
日本の国葬ではもしかしたら見られないかもしれません。
文化、宗教の違いが出ますね。