転勤見直しで大企業に広がる「脱昭和」 採用応募者10倍に
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キャリア開発の主体をどこに置くか、という話ですよね。社員本人の主体的意思よりも、会社の要員計画・配員の都合を優先する。これがまかり通る前提は、安定的な事業成長と終身雇用、そして年功型賃金だったわけですが、イマドキはそうではない。であれば、社員側からしても「滅私」というカタチで自分を「投資」する意味が無い。
また、一方で「エンゲージメント」なるものがビジネスをドライブする原動力になることもわかってきた。当然に「組織の利益は、無条件に個人の意思より優先する」的な価値観は廃れていくのではないかと考えます。
ビジネスをどうしたいか。そしてそのためにどんな組織と組織能力が必要か。そこに働くメンバーの「キャリア意思」を一致させる。ビジネスの意義に共感とエンゲージメントを得る。飛び道具の無い地道な努力ですが、ここにいかにエネルギーを注ぐかが、日本企業における昇沈のカギになるのではないかと思っています。NTTが「昭和なはたらき方」から脱したことで、3万人もの社員が自分のライフスタイルに合わせた場所で住む自由を得られたとのこと!1300人もの家族から離れてはたらかざるを得なかった単身赴任の人が家族のもとに戻って暮らせるようになったこと!
この数は単純にすごいなと思いました。
記事の中でNTTの澤田社長が自社を「社会の公器」と表現していましたが、大企業が決断することがいかに多くの人たちにインパクトがあるのかと改めて感じました。
日本全体のはたらき方の大きな流れを変えていくためには、大企業の動きがものをいうのだなと思いました。元転勤族としての経験に基づき、転勤のメリット・デメリットを以下にまとめました。
【転勤のメリット・デメリット】
◎メリット
・色んな地域での生活を経験できる
・転勤先近辺の旅行・観光に行きやすくなる
・人脈が広がる
●デメリット
・家探しがめんどくさい
・引っ越し自体がめちゃくちゃめんどくさい
・役所手続きがめんどくさい
・子供の転校手続き等が大変
・結構実費負担がある
- 家具の買い替え
- 挨拶回りの粗品・菓子 等
結論、転勤は二度としたくないですね。NTTさんの取り組みは素晴らしいと思います。